【海の酸性化、世界で監視】ユネスコ提唱で整備へ 国連会議で支援合意[#takaue55]

大気中の二酸化炭素(CO2)の濃度が高くなることによって起きる「海洋の酸性化」を監視するため、世界各国の研究機関が参加する観測ネットワークが整備されることになった。国連持続可能な開発会議(リオ+20)に参加する国連教育科学文化機関(ユネスコ)の関係者が21日までに明らかにした。リオ+20の成果文書にも、海洋酸性化が今後、深刻化することへの懸念を表明し、観測ネットワークの設立を支援するとの文言が盛り込まれた。ユネスコの関係者は「日本の研究者や研究機関からの貢献を期待する」と話した。海洋酸性化は、大気中のCO2濃度の上昇に伴って、海水に溶け込む炭酸の量が増えて起きる。海水の水素イオン指数(pH)が大きく低下し、化学反応を利用して殻をつくるサンゴやプランクトン、甲殻類などが殻をつくれなくなったり、殻が溶けたりして生息できなくなる。
海洋酸性化が深刻化すると漁業資源の減少やサンゴ礁の破壊などにもつながるとされ、専門家は「今世紀最大の海の環境問題だ」と指摘する。
観測ネットは、地域によって異なる海洋の酸性化の現状や、生物への影響の有無などを調べるのが目的。各国の研究機関や大学などが調査したデータを互いに共有することで、未解明な点が多い海洋酸性化の実態解明を進める。
米国や英国の大学、ユネスコの中にある政府間海洋学委員会(IOC)などが具体的な構想を描いており、日本も参加する全球海洋観測システム(GOOS)という国際海洋観測ネットワークの一部とすることが検討されている。

TR2012062100054北極圏にあるノルウェー領スバルバル諸島ニーオルスンの沖合で、海洋酸性化が生態系に与える影響について調べる研究者(共同)

http://www.47news.jp/47topics/e/230710.php

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