Category Archives: 科学

陸から海へ進化の中、クジラの嗅覚や味覚退化 京大など[#takaue55]

クジラの祖先とされるバキケトゥスの化石 クジラは陸から海に生活の場を移す進化の途中で、嗅覚(きゅうかく)と味覚を大幅に失ったとみられることが、京都大などのグループの研究でわかった。クジラは体の形だけでなく、感覚能力も水中生活に不要なものは変化していったと示唆される。  クジラはカバやウシと共通の祖先を持ち、陸上で生活していた。今は、マッコウクジラなど歯を持つ「ハクジラ」と、ミンククジラといったヒゲでプランクトンをこし取って食べる「ヒゲクジラ」がいる。両者は4千万年近く前にわかれたとされる。  ハクジラは嗅覚がなく、ヒゲクジラは非常に退化している。ただ嗅覚の神経が残っており、どんなにおいがかげるのかはよくわかっていない。また、味覚はどちらのクジラも持っているのか不明だった。  グループは、ヒゲクジラの体を調べ、嗅覚の情報を処理する頭部の「嗅球」と呼ばれる組織が一部欠けていることを発見。さらに、まだ陸上生活だったクジラの祖先、パキケトゥス(化石の年代は約4500万年前)と、水中生活が中心になったレミングトノケトゥスの約4千万年前の化石で、嗅球があった部分を顕微鏡やCTスキャンなどで詳細に観察した。すると、前者では嗅球が完全な形だったとみられる一方、後者はヒゲクジラと同じように一部欠けていた。  ヒゲクジラの嗅球は、別の研究グループが以前作った遺伝子変異マウスの嗅球とよく似ていることも発見。このマウスで嗅球の機能を調べたところ、本来は嫌がるネコなどの天敵の臭いや腐敗臭が平気だった。  クジラを調べた岸田拓士・京大特定助教は「クジラは頭頂部にある鼻が口と直接つながっていないので、食べられるものかどうか臭いで判断できない。サメなどの天敵の存在も臭いではわからないので、このマウスと同じような嗅覚に退化した可能性がある」と話す。  グループはさらに、複数種のクジラと、マウスやウシなどの遺伝情報を比較。ヒゲクジラもハクジラも、甘み、うまみ、苦みの味覚情報の伝達を担う分子の遺伝子に同じ変異があり、機能しなくなっていた。  クジラをめぐっては最近、海に投棄されたプラスチックなどのゴミを食べて死亡する事例が相次ぐ。岸田さんは「のみ込んでいいものか臭いや味で判断できないことも影響しているのかもしれない」と話す。成果は日本動物学会誌ズーロジカル・レターズに発表した。(阿部彰芳) (4月3日 朝日新聞デジタル) LINK クジラはカバやウシと共通の祖先を持っていることさえ知らなかったUでした。我々人間は嗅覚があるといっても、いやな人間、ウマが合わない人の匂いを嗅ぎ分けられるわけじゃないので、大して進化していない。

Posted in イルカ・クジラ, トピックス, 科学 | Leave a comment

2.5億年前のふん化石=海の脊椎動物か-宮城・南三陸で発見、東大[#takaue55]

 宮城県南三陸町の海岸に分布する中生代初期(2億5200万~2億4700万年前)の地層「大沢層」から、当時海を遊泳していた脊椎動物のふんの化石を発見したと、東京大大学院理学系研究科の元院生(現ボン大・博士研究員)中島保寿さんと院生泉賢太郎さんが15日発表した。化石の中には硬骨魚類などとみられる微小な骨が含まれており、捕らえて食べたと推定される。 中生代の前の古生代末には地球規模の生物の大量絶滅が起き、生態系が豊かに回復するまで長い年月を要したとの見方が有力。しかし、この化石から、回復が予想以上に早く、約500万年後には複雑な食物連鎖が存在したと考えられるという。 宮城県南三陸町の中生代初期(2億5200万~2億4700万年前)の地層から発見されたふんの化石と、含まれていた微小な骨(写真右上)。当時の海を遊泳した脊椎動物が魚類などを食べたと考えられる(東京大大学院の元院生中島保寿さん、院生泉賢太郎さん提供) (10/15 時事ドットコムより) http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2014101500914

Posted in トピックス, 科学, 自然 | Leave a comment

宇宙ヨット「IKAROS」、3度目の冬眠から目覚める[#takaue55]

 宇宙航空研究開発機構(JAXA)は5月26日、2010年5月に打ち上げられ、全ミッションを終了した宇宙ヨット実証機「IKAROS」(イカロス)が、3度目の冬眠モード明けを迎えたと発表した。 帆を開いたIKAROS(2010年6月にIKAROSの分離カメラから撮影)  4月の途中から冬眠モードから空けた状態にあると予想され、姿勢・軌道の予測に基づき探索したところ、5月22日に電波を受信できたという。地球からの距離は約2億3000万キロ。 http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1405/26/news133.html

Posted in トピックス, 科学 | Leave a comment

本海の水温低下が原因? ダイオウイカ発見相次ぐ

[#takaue55] 無脊椎動物では最大級で、深海に生息するダイオウイカがこの冬、日本海沿岸の広範囲で相次いで見つかり、各地の漁師から「これほど巨大なイカは見たことがない」と驚きの声が上がっている。専門家は「例年に比べ日本海の水温が低いため、より温かい海面近くに上がってきているのではないか」と分析する。 http://photo.sankei.jp.msn.com/kodawari/data/2014/02/14squid/

Posted in 環境, 科学, 写真 | Leave a comment

海の深層に存在する水の流れ 約1000年かけ地球をほぼ1周[#takaue55]

池や湖とは違い、海には大きな流れがあることはご存知の通り。だが、海の深層には、そのような表層の流れとはまったく別の流れも存在する。深海の水はこの流れにのって1000年ほどの時をかけて、世界中の海をゆっくりと巡っていると言われ、この地球規模の循環のことを研究者たちは「海洋深層循環」と呼んでいる。この循環について今年、世界で最も現実の海流に近いモデルを作り上げたのが、東京大学の岡顕准教授だ。 http://woman.infoseek.co.jp/news/entertainment/kettle_20140123_011162

Posted in 科学, 自然 | Leave a comment

4400万年前に年間を通じて存在した北極海の海氷[#takaue55]

暁新世-始新世温度極大期として知られる極度に温暖な時期からわずか200万年~300万年後の、全球の温度が現在よりも高かったときに海氷は北極の夏季でも存在し続けていた。今週のオンライン版に発表された研究によると、一年を通じて海氷が覆っていた期間は約3670万年前までは短く、夏季に氷がない状態から一年を通じて海氷がある状態への変化(およびその逆)には、これまで考えられていたよりも小さい温度変化で十分だったことが示唆されている。 http://www.natureasia.com/ja-jp/research/highlight/9053

Posted in 環境, 科学, 北極 | Leave a comment

シロナガスクジラの「歌声」を追跡、南極海で位置特定に初成功[#takaue55]

【3月29日 AFP】オーストラリア主導の研究チームがこのほど、南極海(Southern Ocean)に生息するシロナガスクジラの「歌声」を音響技術を使って追跡し、居場所を突き止めることに世界で初めて成功した。トニー・バーク(Tony Burke)豪環境相が28日、発表した。世界最大の哺乳類であるシロナガスクジラの姿は、南極海ではまれにしか目撃できない。だが研究チームはこの難題に果敢に挑戦し、シロナガスクジラの特徴ある深い鳴き声から居場所を特定して、衛星追跡用のタグを取り付けることに成功した。研究者のバージニア・アンドルーズゴフ(Virginia Andrews-Goff)氏がAFPの取材に語ったところによると、音響技術を用いたクジラの居場所特定例は世界初。この技術によって、クジラが発する鳴き声を常時検知しながら瞬時にクジラの居場所を特定することが可能になったという。同氏は、シロナガスクジラの鳴き声について「まるで宇宙人のように深く反響する音」で、「情熱的で聴いていてとても面白い」と話している。 link

Posted in イルカ・クジラ, トピックス, 科学 | Leave a comment